お客様のデザインが随所に活かされたリフォームでした。
キッチン及びキッチンパネル、さらには周囲の壁色まで
ダーク調にまとめられたキッチン内部は、それを囲むリビングの白さと
対照的で、締まった空間となっています。

ポイントは収納性です。
有効開口が狭いなか、トールボックスを設置するため
側面の壁をくりぬき、引戸の引き出しに支障のないよう設置しました。
キッチンはTakarastandard「レミュー」をお使いいただいています。

「明るく、あたたかいキッチンに」というお客様のご要望を実現しました。
裏面(北面)に通じる大きな窓を新設。
部屋全体は断熱塗装「ガイナ」で仕上げました。
新設窓からの風の流れを作る内装窓も新設。
キッチンにはお手入れの簡単なTakarastandardを選びました。

白を基調とした内観色に仕上げました。
最近の傾向は吊戸棚が不要の方が増えました。
キッチン本体の収納力の充実に加え、
1度収納すると、なかなか使わなくなるのが
吊戸棚の中のものという経験がリフォームには役立ちます。

キッチン改修工事です。
既設柱・鴨居をアクセントに活かしました。
キッチン本体はTakarastandard「トレーシア」です。
本来なら発売直後の5月施工予定でしたが
コロナの影響で延期となっていました。
メーカー担当者曰く「支店で1番最初の施工実例逃しました(涙）」
床にはズバ抜けて高い断熱性能の「フェノバJ」を使用しています。
弊社ではスタンダードな断熱材です。

既設和室をキッチンに改修しました。
通し柱を利用し、押入部分を冷蔵庫の収納場所にしました。
もちろん天井・床には断熱材を使用。
システムキッチンにはTakarastandaard「エマージュ」を使用しています。
現在、コロナの影響でIH機器、食洗機が全国的に不足している中
無事納めることができました。営業マンさんありがとう(笑)
壁紙はお客様にお選びいただきました。楽しい雰囲気のキッチンになりました。

ただキッチンを変えるだけでなく

今あるものを活かしながら、使いやすくする。

今回、既設収納の乾燥機部分を取り外し、

ホーローで加工し、家電スペースとして使用していただきました。

お手入れしやすく、キズがつきにくいホーローの特性が

ワークスペースの可能性をさらに広げました。

PS

既設収納は建具フィルムで新設キッチンに合わせました。

ホーローの魅力を聞かれると
「お手入れのしやすさや」や「丈夫であること」をあげたくなる。
そうだろうか。
お手入れも耐久性も、すべて、材質のホーローに寄与するものだ。
本当のホーローの魅力は、その表面に使用するガラスの美しさだと、お客様は語る。
ホーローの歴史は長い。　そしてガラスの美しさは色あせない。
その高級感は、他メーカーと一線を画した美しさ。
そして、その美しさを、隠すことなく、「あえて見せる」。
Ｉ型キッチンには、そんな楽しみがある。