リフォームにはテーマが必要です。
テーマは作り手が出すものではなく、お客様の見えない心の願いだと思います。
『明るくしたい』
窓が少なく、隣接する倉庫のため、昼間にもかかわらず、陽が入りにくかったキッチン。
そこで倉庫を撤去し、壁には大きな解放感のある窓をできるだけ多く設けました。
最大サイズの弓形出窓はお客様の長年の憧れでした。
もちろん、解放感だけを追求するのではなく、断熱性能にもこだわっています。
窓には真空ガラスを使用し、壁の仕様は断熱塗料「ガイナ」です。
特に東から入る窓には、夏の暑さを防止するため、あえての遮熱タイプを採用しました。
天井をより高く見せるために梁を出したのですが、床の色と相まって温かみを演出しています。
開放的な空間だからこそ、断熱は大切にしたいですね。

TOYO「INO」は家具としての風格が漂うほど、スタイリッシュなデザインが売りです。

「徹底的にキッチンを活かす」　それが今回のテーマでした。

余計なものは作らない。飾りはいらない。　シンプルな空間の中にキッチンがある。

ただひとつの演出効果は、「INO」の特徴であるメタリックな表情をより映えさせるための照明のあかり。

天井～壁～床と、3点のあかりが結ぶ光が「INO」の表情を活かしています。

決して狭くはないのですが、細長いお部屋に、長いキッチンがあり、食事を作る・食事をする・くつろぐ　スペース配分に手をあぐねておいででした。
この空間を使いやすくリフォームしました。
今お使いになられているうえでの不便な点、ご家族でどう過ごされたいか、家事をどのようにされたいかなど、顕在しているご不満点、潜在している願いなどお聞きしながら、プランをまとめます。図面上ではイメージしにくい部分も、コンピュータによる立体３Dパースを使いますから、共通の認識のもとお話を進めていけます。
冷蔵庫や電子レンジ、食器棚などキッチン空間にはモノがたくさんあります。食材を仕舞う、洗う、調理する、盛り付けるなど動作作業も多岐にわたります。これらの配置計画、動作スペースの確認にもお客様と一緒にご覧頂きながら３Dパース　シュミレーションを利用します。
お選びいただくキッチンや床材の色柄選びにもわかりやすいと好評です。

システムキッチンのガス調理機器・食洗機を新しく入れ替えました。
使う予定のないガスオーブンは撤去し、オープンスペースになりました。扉をつけて収納にすることもできます。

側面壁を光を採り入れる窓にして、調理をする手元にも自然光が入るようになりました。
勝手口は採風ドアをです。自然の風が入ります。
システムキッチン本体は奥行きがスリムタイプの対面型ですから、限られたキッチン空間でも対面スタイルが実現しました。

木目調のキッチンをご使用でした。
お手入れしやすいことと、丈夫であること、そしてお客様の身長に合わせてほしいとのご要望でした。
お手入れのしやすさと、傷がつきにくく丈夫であることで、タカラスタンダードのホーロー製に勝るものはありません。
ワークトップはお客様の身長にあわせて製作できます。
やさしいお色目をお選びいただき、お部屋も明るくなりました。

簡単取替システムキッチンに取り替えました。
「簡単取替システムキッン」とは、１枚のトッププレート板でつながったキッチンなのですが、給湯給水の蛇口は、これまでお使いだったものを使えるので、給排水工事が不要。その分お求め安く、システムキッチンのよい点はしっかり取り入れることができる。というもの。
システムキッチンのよい点
１：１枚のつながった天板ですから、隙間にゴミが･･･隙間の汚れが･･･ということもなくお使いいただけます。ガスまたはIHの調理機器も天板にぴったり納まっていますからキレイなまま、お掃除もラクラク。
２：従来の扉タイプのキッチンに比べ、引き出しタイプの場合、取り出しやすさ・収納量が断然違います。大きさは同じでも、収納量と使い勝手は大きくよくなっています。
３：汚れにくく、お手入れしやすくなっています。
今回は、タカラスタンダード　ホーロー製　簡単取替システムキッチンですから、耐久性・お手入れのしやすさは格別です。

壁に向かって料理をしていたI型キッチンから、対面タイプのシステムキッチンになりました。
キッチン・ダイニング部分と、リビングとの間には間仕切りタイプの扉になっています。
リビングのご家族と会話しながら料理・後片付けしたり、お庭を眺めながら下ごしらえしたり･･･開放的で家族とつながる空間として。冷暖房効率を優先したいときや、お客様を招いた際にはお部屋を間仕切って、２つの空間として。状況に応じて便利に使い分けていただくことができます。
キッチンの向きや形が変わる場合は特に、リフォーム後の暮らしかたのイメージが浮かびにくいものです。暮らしかたを思い描きながら、必要な設備・機器をお選びいただき、配置しなければ、成功する＝暮らしやすい　リフォームとは程遠くなってしまいます。ザ・リフォーム　ヤマダでは、コンピュータ　３Dパース　シュミレーションによって、動作スペースや使い勝手の確認、キッチンに立ちながら・リビングからどう見えるのか、お色柄選びで変わるお部屋の印象など確認しながら一緒にプランを創りあげていきます。

既にシステムキッチンをお使いでしたが、本体のみ、新しいシステムキッチンに取り替えました。
以前のシステムキッチンと、現在のシステムキッチンの違いは大きく２つ。
１つめ：引き出しタイプの収納で、収納のしやすさ・収納量が比べものにならなど改善されています。
２つめ：キッチン天板とシンクのつなぎ目、扉表面など、汚れにくくお手入れしやすくなっています。
（上吊棚も、電動昇降水切りや収納など便利になっています。）
今回は、上吊棚に便利は機能は必要ないとのことでしたので、そのまま使用しています。何がなんでも一式全部取り替える必要はありません。
ガス調理機器からIHクッキングヒータになりました。
採用システムキッチン　クリナップ　SS

「カントリー調ダイニング」それがお客様から最初にお聞きした
イメージでした。
木目を基調とした温かみのある空間になりました。
そのイメージを実現するのにあたり大切な要素を含むのが今お使いの、大きなダイニングテーブルと食器棚でした。思い出の家具を大切に活かして、空間をデザインすることも大切です。
お客様にもわかりやすいと好評なのが、コンピュータによる立体３Dシュミレーションです。お手持ちの家具もシュミレーションのなかに登場し、（今回はかわいい愛犬君も登場しましたよ）出来上がりのイメージを共有しながら、一緒に理想の暮らしを創りあげていきます。